2022/12/09 13:10

「○○が原因です。このような対策をしましょう」とはいくら靴下ソムリエでも一概には言えません・・・。

人によって原因が違いますし、対策も人によって違うような気がします。 

でも靴下を作っている立場から、原因と思われることを・・・、説明しますね。

汗をかいて肌着が濡れたあとは寒くなりませんか?

それと同じことが足にも起きています。いわゆる汗冷え。

そもそも「足の裏は、背中などに比べ、510倍の汗腺があって、とても汗をかきやすい場所。1日にかく汗の量は、コップ1杯」と言われています。

一日中、対策をせずにそのままにしてくと、濡れた足が冷えて足先は冷たい状態のままです。朝1足、昼1足、夕方1足。履き替えるときに足の湿気をふき取って、ついでにマッサージ、というのが良いかもしれません。 

とはいっても、現実的に難しいですよね。

となると、・・・・。

吸湿性の高い素材の靴下で湿気を取り除いて、あとは空気を含めた熱伝導性の低い素材の靴下で足を温める。そんな感じですかね。

一言でいえば天然素材のもの。シルクとかウールとか。

両者は放湿性もあるので冷え性の方にはぴったりですね。 

シルクを履いてウールの重ね履きなんてのも対策の一つですね。

または、シルクを履いてパイルで空気の層がある靴下の重ね履き。 

遠赤外線効果のある靴下も冷えにはいいですね。これについてはいろいろあって、正直私の立場では言いにくいことも・・・。

基本蓄熱機能があるはずですので、靴下と肌が触れているところが体温より少し高い状態が続きます。冷え性の方にはお薦めです。

足が冷たいからと言って、足をお湯につけてもすぐ冷えて逆に体温をうばわれるので、この方法よりはだんぜん遠赤外線機能の靴下を履くことをお薦めします。

 

話が飛び回ってしまいましたが、天然素材・パイル編み・遠赤外線効果の組み合わせでご自分に合った組み合わせを探すことが大事ですね。あっ、就寝時に靴下を履くと汗冷えしますので、なるべくなら履かない方がいいと思います。レッグウォーマーや足首を温めるものにしておいてください。

私は帰宅後お風呂から就寝までは遠赤外線の機能靴下を履いてリラックスタイム!!

一日のプレッシャーやストレスをリカバリーしてから布団に入る前に靴下を脱いで寝ています。翌日はすっきり起床ですね。

 

ESTY中の人(SNS担当)から言われましたので、ESTYの靴下の紹介は徐々に次回以降に載せていきます。